こんにちは!ハム太郎です。
現在24歳の理系大学院生で、学部とは別の大学院へ進学しました。いわゆる「院ロンダ」と呼ばれる進学です。
無事に就職活動を終え、内定をいただくことができたため、晴れて春から新社会人となります。
結論|理系の院ロンダは就職で有利?
まずは先に結論をまとめます。
✔ 要点まとめ
- 理系の院ロンダは就職で一定のメリットがある
- ただし研究実績の差や忙しさというデメリットもある
- 大学院名だけで内定が決まるわけではない
- 「なぜ進学したのか」を説明できれば不利にはならない
結論から言うと、理系の院ロンダは就職で「やや有利に働く場面がある」が、それだけで決まることはありません。
大学院名で書類選考の通過率が上がる可能性はありますし、推薦枠やOBネットワークの面でメリットを感じることもあります。
一方で、研究実績の差やインターン準備の忙しさなど、決して楽ではない側面もあります。
つまり、院ロンダは“魔法のカード”ではありません。しかし、研究目的が明確であれば、就職においても十分プラスに働く可能性はあります。
では、院ロンダ就職は実際のところどうなのでしょうか。実際に経験した立場から、メリット・デメリットの両面を正直にお伝えします。
私は修士1年の夏から就職活動を始め、3月には複数社から内定をいただくことができました。
何か質問などありましたら、ページ下部のコメントやお問い合わせフォーム、インスタグラムのDMなどでいつでもお受けしますのでお気軽にご連絡ください♪
理系の院ロンダとは?
院ロンダとは、大学院進学時により偏差値や知名度の高い大学へ進学することを指す俗称です。
理系の大学院進学は、大学名よりも「どの研究室に所属するか」が重要になります。研究テーマや指導教員との相性が進学の決め手になるため、文系の大学院進学とは少し性質が異なります。
では、院ロンダ就職は実際のところどうなのでしょうか。
院ロンダ 就職は有利?実体験から解説
結論から言うと、一定の場面では有利に働くことがあります。
大学院名で見られることはある
企業のエントリーシートやWebテストの段階では、最終学歴である「大学院名」が見られるケースが多いです。
そのため、学部よりも上位大学院に進学している場合、書類通過率が上がる可能性はあります。
一般的に言われる「学歴フィルター」も、最終学歴を基準にしている企業が多いと考えられます。
実際、面接の自己紹介では「○○大学(大学院名)から参りました○○です」と名乗るため、大学院名が前面に出ることになります。
ただし、中身も見られる
当然ですが、面接では研究内容や人柄が重視されます。
私の場合も、
・なぜその大学院を選んだのか
・学部と大学院が違う理由
・研究室変更の背景
といった質問を受けました。
大学院名だけで評価が決まるわけではありません。「なぜ進学したのか」を論理的に説明できるかが重要だと感じました。
実際に感じたメリット
私が実際に感じたメリットは以下の通りです。
・大手企業のエントリーで足切りされにくい
・大学名の安心感がある
・OB・OGのネットワークが広がる
特に理系就職では推薦制度も関係するため、大学院のブランドは一定の影響があると感じました。
レベルの高い大学ほど、大手企業への推薦枠が多い傾向にあります。推薦を狙っている方にとっては、院ロンダは戦略の一つになり得るでしょう。
院ロンダ 就職のデメリット
もちろん、良い事ばかりではありません。
研究実績の差
私が感じた最大のデメリットは、内部進学組との研究実績の差です。
研究室が変わるということは、研究テーマが変わることに直結します。率直に言えば、ゼロから研究をやり直すような感覚でした。
周囲には、学部4年生の頃から研究を継続し、学会発表や論文執筆を始めている人もいます。
エントリーシートで研究実績を問われるケースも少なくありません。その場合、私にはアピールできる成果がなく、正直に書ける内容が限られていました。
インターン参加への準備不足
院ロンダのデメリットとして、インターン準備が後手に回りやすい点も挙げられます。
理系の就職活動では、修士1年の初夏から冬にかけてインターンが本格化します。企業によっては、このインターンが早期選考ルートに直結することも少なくありません。
しかし、院ロンダをした場合、編入直後から
・新しい研究室への適応
・研究テーマのキャッチアップ
・指導教員や同期との関係構築
といった課題に直面します。
そこに加えて、インターンの情報収集やエントリーシート作成、Webテスト対策まで同時進行になるため、正直かなり忙しくなります。
そもそも「就活を有利にするため」だけに院ロンダをするわけではありません。研究環境や専門性を高めることが本来の目的です。
そのため、編入直後は研究優先になりがちで、就活準備が後回しになるケースも十分あり得ます。
私自身も、研究室に慣れることで精一杯の時期があり、インターン対策は決して余裕があるとは言えませんでした。
そのため、院ロンダ就職を有利に進めたいのであれば、編入前からインターン情報を集めるなど、早めの就活準備を意識することをおすすめします。
院ロンダは就活でバレる?
結論からいうと、院ロンダを隠すことはできません。
なぜなら、エントリーの段階で卒業した高校・大学・大学院すべての情報を登録する必要があるからです。
つまり、「バレるかどうか」というよりも、そもそも隠すものではないというのが実情です。
でも、問題ない。むしろアドバンテージにできる
院ロンダであること自体が不利になると感じたことは、私の場合は一度もありませんでした。
面接では進学理由を聞かれることはありますが、
・なぜその研究室を選んだのか
・どんな専門性を伸ばしたかったのか
・そこで何を学んだのか
をしっかり説明できれば、マイナス評価になることはありません。
むしろ、
「より良い研究環境を求めて挑戦した」
「専門性を高めるために環境を変えた」
という姿勢は、前向きな行動として評価していただけました。
重要なのは、“学歴ロンダリング”という言葉に引っ張られないことです。
企業が見ているのは、
・主体性
・論理的思考力
・研究への取り組み方
であって、「学部と院が違うこと」そのものではありません。
最終的に感じたのは、院ロンダ就職は“大学名だけ”で決まるものではないということです。
まとめ|院ロンダ就職は目的次第でアリ
私の結論は、「就職だけを目的にするなら過度な期待は禁物。でも、戦略としては十分アリ」です。
理系の院ロンダは、確かに就職活動において一定のメリットがあります。大学院名による安心感や、推薦枠の広がりは無視できません。
一方で、研究実績の差やインターン準備の忙しさなど、デメリットも存在します。特に修士1年の前半は、研究と就活の両立が想像以上に大変です。
また、院ロンダであることは隠せません。しかし、それが不利になるとは限りません。大切なのは「なぜその進学を選んだのか」を自分の言葉で説明できることです。
私自身は、結果的に就職活動をスムーズに終えることができました。ただ、それは大学院名だけのおかげではなく、研究や面接対策をしっかり準備したからだと思っています。
院ロンダは“魔法のカード”ではありません。
しかし、研究への意欲や将来のビジョンがあって選んだのであれば、就職においても十分プラスに働く可能性はあります。
これから院ロンダを検討している方は、「就職に有利かどうか」だけで判断するのではなく、自分がどんな研究をしたいのか、どんな環境で成長したいのかを軸に考えることをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました!



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